還暦祝い食事会の仕方

還暦祝いの仕方は、特にしきたりはありません。家庭ごとに宴席の設け方を考えて結構です。


◆ お祝いをする時期はいつ?

数え年で61歳、満年齢で60歳になった時に行います。数え年ではお正月を起点に年齢を数えますから、昭和初期までは、すべての日本人がお正月に一斉に誕生日を迎えることになっていました。そこで還暦も、昔はお正月頃に一緒にお祝いしました。正月から立春(2月上旬頃)までを「正月節」と呼ぶため、立春までに行うことが多かったようです。ところが、最近では満年齢の方が一般的ですし、誕生日の前後に行う方が増えています。家族が離れて暮らしている場合も多いので、みんなが集まる帰省時にやりましょうという場合も多々あります。結婚式や結納は六曜(大安、仏滅など)を気にしたり、「祝い事は午前中が良い」と考える方もいますすが、還暦祝いはいつ行っても良いでしょう。


◆ 誰が主催し、誰を招くか

特に上司や恩師の還暦をお祝いしたい場合は、会社関係、学校関係など所属グループの主催になるかもしれませんが、親の還暦は子どもたちが主催することが多いです。本人が主催することはありません。基本的単位は家族。次に近親者や親の友人などを招きます。場所は、自宅や、レストラン、ホテルなど。会食しながら贈り物をしたり、手紙を渡したりします。旅行をプレゼントして、旅館で還暦祝いをするのも特別感があって素敵ですね。


◆ お祝いの流れ

特にこれといった決まりはありません。乾杯、プレゼントの贈呈、会食、締めの言葉など。忘年会や歓送迎会のような流れですね(笑)。恩師や上司の還暦祝いの場合は、来客同士が知己でない場合もあるでしょうし、スピーチを持ち回ったりもします。食事の内容は、和食でも洋食でも、お祝いする方のお好みに合わせて考えましょう。温泉旅館で伊勢エビのフルコース、自宅にお取り寄せで高級蟹三昧、真鯛の塩焼き、お赤飯、デザートはイチゴ、お酒は赤ワイン…なんていう風に、「赤いもの」を召し上がる方もいるそうです。
お父さん、お母さんに喜ばれる還暦祝い、ぜひ成功させて下さい!

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